(注意)この物語は、Shinが20数年に渡り思い描き続けた架空のものです。登場する人物、団体、その他一切について、実在するもの等とは関係ありません。

天馬-PEGUSU- 外伝 004

≪本編Bパート その2≫

スタッとメイフェニックスの隣に降り立つメイマーメード。
MM 「もう大丈夫ですわ、フェニックス。」
MF 「すまない、マーメード。」

マーメードが手を差し伸べ、尻餅ついたままのフェニックスを引っ張り起こす。ガッシリ手を握り合う。

ライモ&リルル 『お待たせだモ&ルル!』

ターキー 「だぁーれもてめぇらなんざ待っちゃいねぇってバサキ!!」

MF 「この世に悪の蔓延(はびこ)る限り、世界の果てまで駆けつける!」
MM 「厚顔無恥(こうがんむち)な魑魅魍魎(ちみもうりょう)を、電光石火で怨敵退散(おんてきたいさん)!!」
MF&MM 「そう、生きとし生ける全ての為に戦う正義のヒロイン!」
MF 「メイフェニックス!!」
MM 「メイマーメード!!」
MF&MM 「我ら、マジメイラブスマッシュ!!」

ババーン!! と見栄を切り、二人で激萌ポーズを決める。

ターキー 「って、聞いちゃいねぇってバサキ!! 俺様、ザ・頭に来ターキーってバサキ!!」
額に血管を浮き上がらせブチ切れターキー。

ターキー 「グリーンキャタピラー(あおむし)、マジメイ共をブッつぶしってしまえってバサキ!!」

MM 「海内無双(かいだいむそう)! マーメードメイルストロム(人魚大渦)!!」

バッシャァァァァァァァァンッ!!!

しかし、次の瞬間。グリーンキャタピラー(あおむし)は、変身したマーメードの水の属性を持った攻撃を受け、即座に全滅した。

ターキー 「オラァァァァッ! ピーマン・ザ・キライジャー!! 黙って見てねぇで、お前の本当の力を見せてやれってバサキ!!」

素直にコクリとうなづいたピーマン・ザ・キライジャー、そのまま二人に向かって突撃を開始する。

ピーマン・ザ・キライジャー 『キライジャーァァァァッ!!』

その頃、ライモとリルルの額の宝石がカラータイマーの様にピコピコ点滅を開始した。
ライモ 『もう、タイムリミットだモ!!』
リルル 『一気に決めちゃうルル!!』

MF&MM 「わかった!」

ライモ 『マジカルゲートMAXオープンだモッ!!』
ライモの掛け声で、ライモの額の宝石から真っ赤な光が放たれる。
リルル 『マジカルゲートMAXオープンルルッ!!』
リルルの掛け声で、リルルの額の宝石から真っ青な光が放たれる。

青と赤の光がグルグルと螺旋を描きながら天を貫くと、空に雷雲が現れ、稲妻が一閃。
そして、その稲妻がマジメイラブスラップスティック(速い話がハリセン型お仕置き浄化アイテム)に変わる。

MF 「行くよ! マーメード!!」
MM 「OKですわ! フェニックス!」

フェニックスとマーメードがマジメイラブスラップスティックをそれぞれ手に取る。

MM 「マジカル! 頑張る! ミラクル! くるくる!」
MF 「メイデン! 充電! ウルトラ! くらくら!」
二人でポーズを決めながらマジメイラブスラップスティックを振り上げる。

マーメードは青い稲妻、そして、フェニックスは真っ赤な炎をそれぞれマジメイラブスラップスティックから激しくほとばしらせながら宙を舞う。

MF&MM 「マジメイ! ラブスマッシュ!!」

ズババババババババババーンッ!!!

青い稲妻と真っ赤な炎が螺旋を描きながらピーマン・ザ・キライジャーを包み込む。
そのまま動きの止まったピーマン・ザ・キライジャーを二人のマジメイラブスラップスティック激しく巨大化するとハリセンの如くシバキつける!!

バッシィィィィィィィッ!!!

MF&MM 「光速浄化!!」

ピーマン・ザ・キライジャー 『吃好了(チーハオラ)…』

シュワワワワワワワアッ!!

キライジャーが浄化され、元の種に収束。

バシュッ!!

今回はそのまま光と消える。

ライモ 『ちなみに、中国語にはごちそうさまにピッタリな慣用語は無いそーだモ。』
リルル 『吃好了(チーハオラ)とはお腹いっぱいで、もう要りませんというニュアンスだルル。』

ターキー 「ちっくしょー!!! ぜってぇ、覚えてやがれってバサキ!!! この次はぜってぇ負けねぇってバサキ!!!」

ターキーが手にした中華包丁の大型版で空間を裂くと、負け犬の遠吠えを残して切れ目から消え去った。

MF 「好き嫌い、しちゃだめだよ。」
MM 「一飯之恩(いっぱんのおん) ですわ。」

変身を解くと、まいことみきは気持ちよく超笑顔で学園に戻る。

まいこ 「ところで? 今回のキライジャーさんは何でピーマンさんだったのかしら?」
みき 「あ、忘れてた!!」

みきがダッシュで体育館へ。
みきとまいこが体育館へ飛び込むと、バスケ部の練習試合は最後のピリオド。まさに終了15秒前。

みき 「得点は?!」
まいこ 「69-70。中等部さんが1点ビハインドですわ。」
みき 「ってことは、これが最後の攻撃だな。」
体育館のフロアに群がる人の壁を押しのける様にコートへ近づく二人。

みき 「みんな!! 負けるんじゃないよ!!」

最後の攻撃。コート中央から激しくディフェンスを繰り出す高等部バスケ部をなんとか交わしたバスケ部員A。ドリブルで相手ディフェンスを交わし自陣へ切り込む。

バスケ部員B 「キャプテン!!」
その時、部員の一人がみきに気が付く。
バスケ部員A 「よしっ!! 私だって!!」

バスケ部員Aがドリブルでチェンジオブペース。
マンツーマンディフェンスを一気に抜き去ると、相手の徹底的なディフェンスが待ち構えるペイントエリアへぺネトレイト。

みき 「そうだ! 行け!!」
そして、強烈なディフェンスを押しのる様にゴール下のブロックをかいくぐって、根性200%でシュートを放つ。
バスケ部員A 「絶対! 負けない!!」
みき 「っしゃ! いっけぇぇぇぇっ!!」

ガンッ!!

バスケ部員Aの放った渾身のシュートはリングに蹴られた。
バスケ部員A 「そんな?!」

ピーッ!!

みき 「?!」
まいこ 「!!」
審判のホイッスルが響き渡った。

審判 「シュート前!! プッシング!! ツースロー!!」
審判の相手ディフェンスのファールを告げるコール。
最終ピリオド、残り時間は2秒でタイマーが止まった。

みき 「っしゃぁぁぁぁっ!!!」

歓喜のバスケ部員達。

バスケ部員A 「見ててください!!キャプテン!!」

ザシュッ!!

フリースローラインから1ショット目を決める。
そして…

バスケ部員A 「…」

心臓の鼓動が響き渡るSE。会場内は静まり返る。
みきが無言で缶ジュースを取り出すとシューターに向けてビシッ!!

部員達の心の叫び (キャプテン!!)
みきの心の叫び (裏原畑から愛を込めて!ピーマン100!)
バスケ部員A (はいっ!!!)

最後のショットを放つバスケ部員A。
スローモーションでボールが放物線を描き、そして…

ザシュッ!!

逆転のゴールを狙ったボールはリングの中へ吸い込まれた。

「きゃぁぁぁぁぁっ!!!」
「わぁぁぁぁぁっ!!!」
「さすがはピーマンパワー!!」(これはみきの幻聴かもしれないが…)

体育館の観客から割れんばかりの大声援と拍手。
みき 「あと2秒!! 気を抜くんじゃないよ!!」
バスケ部員達 「ディフェンス!!!」

そして、相手ボールでスローイングされ、2秒後。

ピィィィィィィィッ!!!

試合終了のホイッスル!!

みき 「っしゃぁぁぁぁっ!!!」
バスケ部員達 「やったぁ!! 勝ったぁっ!!」

コートサイドで飛び上がって喜ぶみきに向かって、みんなでVサイン!!
みき 「みんな!!」
部員A 「キャプテンが抜けてもみんなの努力と根性で勝ったよ!!」
涙で抱き合う中等部バスケ部メンバー。

会場の大歓声から、スタンディングオベーション。負けたはずの高等部1年のバスケ部員達も涙をぬぐいながら拍手をしていた。
にっこり笑顔のまいこ。瞳に輝くモノを必死でこらえながら拍手。
まいこ 「これにて一件落着さんですわ。」

その頃、体育館の外の木の陰に隠れ号泣するライモとリルル。

ラスはみんなで抱き合うシーンがパステル調に描き出されて、静止画となる。バックには『裏原畑から愛を込めて!ピーマン100』のビジュアルがドドーンとUP!

【ナレーションの声】
こうして、ウラハラアイランドに平和が訪れた。みきの父が作った勇気と愛と平和のミラクルドリンク。
その名も『裏原畑から愛を込めて!ピーマン100』のおかげである。

ありがとう! ピーマンパワー!! そして、ごちそうさま!!

しかし、まだまだタヴェルナの魔の手は衰えを知らない。いや、それどころか暗黒のワガママフルコースの完成を目指して、悪事の勢いを増す一方だ!

頑張れ、僕らのメイフェニックス!
負けるな、我らのメイマーメード!!
世界の良い子から好き嫌いを無くして、笑顔の食卓に満ちた平和な世界を取り戻すのだ!!

闘え! 世界のスーパーヒロイン!マジメイ!!

つづく。

<本編終了>

EDが流れる。
マジメイお約束の「マジカリング☆頑張リング☆体操」マジメイラブスマッシュバージョン。
これは、ライモとリルルの声優が歌っているので、ミリー萌チェックはスルー。

【ライモとリルルの四文字熟語コーナー!だモ!&ルル!】

リルル 『今回、まいまいが使った四文字熟語の中から一つ紹介するルル!』
ライモ 『今回は、一飯之恩(いっぱんのおん)だモ!』
リルル 『一飯之恩(いっぱんのおん)とは、食事を一度恵まれただけの恩でも忘れてはいけないという戒めですルル!』
ライモ 『良い子のみんな、しっかり四文字熟語を覚えて、早速明日、学校で自慢しちゃうモ!』

来週の予告
失敗続きのタヴェルナの中間管理職三人衆。
その醜態についに、しびれを切らしたタヴェルナのグリークサラダ常務。彼の命を受けたエリート管理職のメゼ・ザ・ファソラーダ営業部長が遂にフェニックスとマーメードの前に現れる。
彼女のエリート英才攻撃の前に絶体絶命のピンチ。

次回第12話、「遂に登場エリート部長ファソラーダ! 前菜(メゼ)は奇妙なお豆さんのスープだモ!!」
みき 「みんな、好き嫌いしちゃダメだよ!」
まいこ 「次回も見てね! まいまいと約束だよ!!」
みき&まいこ 「指きりゲンマン、嘘ついたらハリセンボン飲ましちゃうからね!!」

<これにて、放映終了。>

ミリー 「神にょ!! 神過ぎるにょ!!」
涙を流して号泣のミリーであった。

麻利亜 「なるほどね。今週は一飯之恩(いっぱんのおん)だね。こりゃ、気合入れてピーマンの肉詰めでも作んなきゃいけないね。」
腕まくりのジェスチャーの麻利亜。

〜♪ ミリーの携帯に着信音。着メロはみるるの歌うマジメイラブスマッシュ主題歌。
着信画面はみるる。

みるる 『あ、兄貴。今日のマジメイ、ちゃーんと見たでしょうね!』
ミリー 「ジーザス!! 俺っちもピーマン食べるにょ!! みるる、スマンにょぉぉぉっ!!」
涙を流し受話器に応えるミリー。

みるる 『よろしい。んでさ、早速、ファンクラブのブログ更新頼むよ!』
ミリー 「任せるにょ!! マッハで更新するにょ!!」
即座にパソコンへ向かうミリー。携帯電話は麻利亜がキャッチ。

麻利亜 「お疲れさま。今週も頑張ったね、みるる。」
みるる 『あ、麻利亜ちゃん! 馬鹿兄貴、よろしくね。お腹の赤ちゃんが女の子だったらいいね。そしたら、みるるが好きになってもらえるように絶対頑張るからね!』
麻利亜 「ありがと。すっごい期待してるからね。」
みるる 『うん。わかった! じゃ、今日はこれから最新映画のアテレコなんだ。頑張って来るからね!!』
麻利亜 「OK! こっちは今からピーマンの肉詰め作るよ。」
みるる 『いいなぁ! 今度、そっちに帰ったらみるるもちょうだいね!』
麻利亜 「任せときな!」

こうして、超音速でリアルタイムに更新されるブログ。
それは、現役人気アイドル声優の猫宮みるるの公式応援ブログ『猫に小判』であった。
もちろん、更新するのは実兄でファンクラブ名誉会長の猫族の戦士ミリーこと、ミリー宮元である。

麻利亜 「ちゃんちゃん。」

(注意)この物語は、Shinが20数年に渡り思い描き続けた架空のものです。登場する人物、団体、その他一切について、実在するもの等とは関係ありません。

天馬-PEGUSU- 外伝 003

ミリー 「むむむ。お腹の中のお子が、もしもおにゃの子だったら、このマジメイタップを買ってやるにょ。そして、こっちのお着替えセットでバッチリコスプレさせるにょ!」
テレビのCMにかぶりついて鼻息荒く麻利亜に嘆願するミリー。

麻利亜 「ははは。うちらの子がもし女の子だったとしてさ。玩具で遊ぶ頃には、この番組終わってるんじゃないの?」
ミリー 「オーニョー!!(オーノー) 気が付かなかったにょほほほ…」
麻利亜 「はいはい。後半、始まるよ。」

≪本編Bパート その1≫

ピーマン・ザ・キライジャー 『キライジャーァァァァッ!!』

ビビビビビビビビッ!!!

ピーマン・ザ・キライジャーからキライジャー光線が放たれる。

八百屋の店主 「うわわわ?!」
買い物客の母親 「ひぇぇぇぇぇっ?!」
買い物客の子供 「助けてぇぇぇっ!!」

商店街の入り口。裏原川の橋までたどり着いたみき。

みき 「いくよ、ライモッ!!」
ライモ 『OKだモッ!!』

みきが身構えると、ライモの額の宝石からマジメイタップが光の結晶となって現れる。

ライモ 『マジカルゲートオープンだモッ!!』
ライモの掛け声で、ライモの額の宝石から真っ赤な光が放たれ、それを受けたマジメイタップが真っ赤に光り輝く。
みき 「メイク マジメイ アピアランス!! 」

そして、変身美少女アニメ必須の長めのお着替えバンクが流れ、マジメイタップから放たれる真っ赤な炎を纏いながら、変身する。

「燃え滾る赤き炎の翼!」
見栄を切り、ポーズをとる。

「光炎万丈(こうえんばんじょう)! メイフェニックス(以下MF)!!」

背中の翼を模した大きなリボンを翻すと、真っ赤な炎の翼に変わる。
そして、本物の不死鳥のごとく炎の残像を残し、ピーマン・ザ・キライジャーの放ったキライジャー光線の前に飛び込む。

MF 「堅城鉄壁(けんじょうてっぺき)!!」

ズバッ!!!

フェニックスの背中の四つに分かれたリボンが構成する炎の翼から放たれた炎が4つの円を描くと、それぞれが堅城鉄壁(けんじょうてっぺき)の四文字熟語の文字を浮かび上がらせ、それぞれ強固な炎の楯となり、キライジャー光線をシャットアウト。そして、噴霧消散させる。

MF 「もう大丈夫だよ。」

買い物客の母親 「あ、あなたはメイフェニックス!!」
八百屋の店主 「おおっ、助かった!!」
買い物客の子供 「メイフェニックス、ありがとう!!!」

ターキー 「出やがったな、マジメイめ! 今日と言う今日こそ、にっくきてめぇらをブッ潰して、俺様の営業成績をV字回復させてやるってバサキ!!」
MF 「またお前かい、ターキー。相変わらずしつこいヤツだね。あんまりしつこいとムスカだけじゃなくて、みんなから嫌われるよ。」
ターキー 「Don't bother me!(大きなお世話)だってバサキ!!」

ターキーが両手の指の間にそれぞれ8つのイビツな種子を、まるでマジシャンの様にシャキーンッと取り出す。
ターキー 「今日の俺様は一味も味噌味も違うってバサキ!!」

ターキーの指の間のイビツな形状の種子、ソレバッカーノコシードに真っ黒な闘気を練り込む。
ターキー 「てめぇの弱点はリサーチ済みってバサキ!!」
 奇妙なダンスを踊りながらポーズを決めると、8つのソレバッカーノコシードを八方にまき散らす。

ターキー 「今週のバッカー・ザ・ターキー(ターキーの助っ人)、登場しやがれってバサキ!!」

ボムッ!!

全ての種子が煙に巻かれると、バラバラとグリーンキャタピラー(あおむし)がメイフェニックス目がけて雨アラレの様に降り落ちてくる。

MF 「いーやぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
それを見たメイフェニックスが泣きながら逃げ惑う。

ターキー 「メイフェニックスはお化けと毛虫が嫌い。もちろん、芋虫や青虫の類もダメ。その弱点を突いたナイスな攻撃ってバサキ! 俺様、超頭良いってバサキ。ギャーッハッハッハッハッハッ!!」
空中で腕を組んで自画自賛のターキー。

一方、毛虫に囲まれたメイフェニックスは地面に尻餅をついて手足をバタバタ。涙ながらに叫びまくっている。
MF 「来ないで、来ないで!!」
ライモ 「フェニックス!! しっかりするモ!」
MF 「無理無理!! 絶対無理っ!!」

画面が商店街の入り口へフォーカス。

ズドドドドドドドドドドッ!!!

ものすごいスピードで砂煙を巻き上げ、走り込んでくるまいこと、その背中に取り付けられたゼンマイを必死に握り締め振り落とされない様にくっついてくるリルルの姿を映し出す。

まいこ 「みきぽんにヒドイことしたら許さないだからぁぁぁぁぁっ!!」
ドップラー効果を追い越しながら、吹き出しを置き去りに迫り来るまいこ。
リルル 『まいまいのゼンマイを巻いて来たルル!!』
風圧に顔が歪むリルル。

それに気づいたライモ。
ライモ 『リルル、まいまい!! 助かったモ!! ちなみに、前半でも説明したアレはマジテム(マジカルアイテム)だモ。霍然マイ(ガクゼンマイ)と言う名前で、みきぽんが以前の戦いで得た戦利品だモ。背中に付けてゼンマイをグルグル巻くと、超速で動けるようになるマジテムだモ!』
ライモ、カメラ目線で眉間にシワを寄せながら力説。

ズドドドドドドドドドドッ!!!

まいこ 「超速過激に猪突猛進!!!」

ドガガガガガガガガッ!!

丸腰、身一つながら、マジテムの効果で周囲に、半ば無理やり衝撃波を巻き起こしながらグリーンキャタピラー(あおむし)共々、四方八方に吹き飛ばすまいこ。

ターキー 「今週のバッカー・ザ・ターキー(ターキーの助っ人)があっさり!! しかも、変身してねぇ娘っこにふっとばされるなんて!! 何てこったってッバサキ!!!」
驚愕の表情のターキー。ムンクの叫びモード発動!!

その様を、呆気にとられ傍観するピーマン・ザ・キライジャー。

ドッカン!! バッカン!! ズガガガーンッ!!!

しかし、勢い余って、その場を通り過ぎ商店街の橋や防波堤をガンガン衝撃波でぶち壊すまいこ。

リルル 『ごめんルル! 巻き過ぎたルル!!』
ターキー 「…やるな、マジテム…油断ならねぇってバサキ!!」

ポロッ…

まいこの背中のゼンマイが取れる。

まいこ 「ありがと、リルル。もう大丈夫だよ!」
ニッコリまいこ。

まいこ 「ターキー係長さん、キライジャーさん! いい加減にしなさい! 私達の町をこんなに壊してしまって! 商店街の皆さんが許しても、この、地中海 まいこが許しませんわ!!」 
ビシッとターキーを指差すまいこ。

ターキー 「ちょっとマテェッ!!! 商店街の橋や防波堤をガンガン衝撃波でぶち壊したのはてめぇじゃねぇかってバサキッ!!!」

まいこ 「そういうのを四文字熟語でどういうかご存知ですか?」
ターキー 「な、何だってバサキ!」

まいこ 「責任転嫁です。」
ターキー 「ダァァァァァァッ!!! ちょっとマテェやッ!!! 勝手にこのターキー・ザ・ワンダホー様のせぃにすんじゃねぇってバサキッ!!!」

まいこ 「因果応報、そして、遺憾千万(いかんせんばん)ですわ。いきますわよ、リリルッ!!」
リルル 『OKルルッ!!』

まいこが身構えると、リルルの額の宝石からマジメイタップが光の結晶となって現れる。

リルル 『マジカルゲートオープンルルッ!!』
リルルの掛け声で、リルルの額の宝石から真っ青な光が放たれ、それを受けたマジメイタップが真っ青に光り輝く。

まいこ 「メイク マジメイ アピアランス!! 」

そして、みき同様、変身美少女アニメ必須の長めのお着替えバンクが流れ、マジメイタップから放たれる真っ青な水を纏いながら、変身する。

「澄み渡る蒼き水の羽衣!」
見栄を切り、ポーズをとる。

「沈魚落雁(ちんぎょらくがん)! メイマーメード(以下MM)!!」
スタッとメイフェニックスの隣に降り立つメイマーメード。
MM 「もう大丈夫ですわ、フェニックス。」
MF 「すまない、マーメード。」

マーメードが手を差し伸べ、尻餅ついたままのフェニックスを引っ張り起こす。ガッシリ手を握り合う。

ライモ&リルル 『お待たせだモ&ルル!』

(注意)この物語は、Shinが20数年に渡り思い描き続けた架空のものです。登場する人物、団体、その他一切について、実在するもの等とは関係ありません。

天馬-PEGUSU- 外伝 002
≪本編Aパート その2≫

<場面転換>

一方、ここは聖ウララ女学園。
平和で個性豊かな全寮制のお嬢様学園。

今日もいつも通り、放課後の部活動が行われていた。

聖ウララ女学園体育館。
黄色い大歓声がこだまする。その大歓声を産み出しているモノ、それは…バスケ部の練習試合。

ザシュッ!!

スリーポイントラインの後ろから放たれたボールが美しい放物線を描いてゴールネットを揺らした。

ピーッ!!

審判のホイッスル。指を3本振り下ろす。

「きゃぁぁぁぁっ!! また、みき様のスリーポイントですわぁっ!!」
「このピリオドだけで5本目ですわ!!」
「さすがはみき様!!」
「フェニックスショット(みきの放つ正確な3Pシュート)最高ですわ!!」
「きゃーきゃーきゃーっ!!」

この黄色い大声援を受ける一人の女性。

聖ウララ女学園中等部2年で、バスケ部主将の不知火(しらぬい) みき。
今日の練習試合の相手は各上、しかも、同学園高等部バスケ部一年生。中国地方でも強豪で、新人戦へ向けてのレギュラーが揃っている。

その強敵を相手に中等部チームに属するみきはピカ一の活躍。
第3ピリオド終了直前に同点となるスリーポイントシュートを決めるなど、すでに一人で40点以上を得点し、大活躍の真っ最中。

一方、学園の東側にある屋内プールに隣接する水泳部の部室。
学園のマーメードこと、水泳部のエース地中海まいこが練習を終え、着替えて部室を丁度出て来たところである。

そこへ、マジメイのマスコット、マジカルフェアリーのライモが血相を変えて飛んで来た。

ライモ 『まいまい、大変だモ!! 裏原商店街にキライジャーが現れたモ!!』
ちなみにまいまいというのは、まいこの相性。みきはみきぽん。

まいこ 「まぁ! それは大変ですわ。でも…」
ライモ 『デモもストも無いモ!! フェニックスと一緒にすぐ行くモ!!!』
まいこ 「…こんな時、どんな四文字熟語さんがぴったりかしら?…」
首をかしげ、人差し指を顎に当てて考え中のポーズのまいこ。こうなると、陸上ではただでさえスローリーなまいこの動きが止まる。

リルル 『お兄様! まいまいがまた止まってしまったルル。速く、みきぽんを呼んで来るルル!』
同じくマスコットフェアリーで、ライモの妹、リルル・ポーカーが地団太を踏む。

慌ててみきを探しに体育館へ来たライモとリルル。
ライモ 『…バスケ部の試合の真っ最中だモ…』
リルル 『困りましたルル…』
ライモ 『仕方ないモ。変身して忍び込むモ!』
モップの毛先とバケツを被って変装。フロアに忍び込む。
リルル 『お兄様…コレは変身では無くて変装ルル…』
ライモ 『ドキッ?!』

丁度第三ピリオドを終えピリオドハーフのみき。
みき (いっ?!)
怪しい変装をし、ジタバタしているた二人に気が付き、両手で抱え上げると慌てて体育館の裏へ。

みき 「?! ラ、ライモ! 何でこんなとこに!」
ライモ 『みきぽん、大変だモ!!』
リルル 『リルルも一緒だルル!』
みき 「リルルも?! まさか、キライジャーが出たのかい?」
ライモ&リルル 『そのとーりだモ&ルル!!』

そこへ、チームメイトがみきを呼びに来る。
バスケ部員A 「何してるの、キャプテン! 次のピリオド始まるよ!」
みき 「え、あ、ゴメン! ちょっと、急用できちゃって!!」
自分の影にライモとリルルを隠しつつ、ゴメンのジェスチャー。
バスケ部員B 「ま、またですか! しかも、このタイミングで外せない急用って!?」

真顔で慌てふためくチームメイトを余所に、ふと何かを思い出した、みき。
部室からクーラーボックスを持って来ると、呼びに来たチームメイトに手渡す。

バスケ部員C 「どうしても行っちゃうんですか。今、キャプテンが抜けたら私達、絶対に勝てないです。」
真面目に涙目のバスケ部員C。
みき 「大丈夫。みんなでしっかり練習したんだ。絶対負けないよ。それに…」
みきがクーラーボックスから缶ジュースを手渡す。
バスケ部員C 「これは?」
みき 「うちの父ちゃんが作ったピーマン100%のパワフルドリンク、その名も『裏原畑から愛を込めて!ピーマン100』だよ。これ飲んで頑張るんだ!」

バスケ部員A&B&C 「わかりました! キャプテン!」
みき 「じゃっ!」

手を振ると、ダッシュで体育館を後にするみき。

そこへ他の部員たちが駆けつける。
バスケ部員D 「キャプテン、また、行っちゃったんだね。」
バスケ部員A 「うん。でも、キャプテンのお父様が育てられたピーマン100%のパワフルドリンク、その名も『裏原畑から愛を込めて!ピーマン100』をもらったの。これを飲んでキャプテンの分まで頑張りましょう!」
バスケ部員全員 「わかった!! みんなで、その名も『裏原畑から愛を込めて!ピーマン100』を飲んで頑張ろう!!」
みんな、プルトップを開けると、腰に手を当てピーマン100%のパワフルドリンク、その名も『裏原畑から愛を込めて!ピーマン100』を飲み干す。

バスケ部員A 「乙女の結束、今こそ見せる時よ!!」
バスケ部員全員 「おおっ!!!」
ピーマンパワーを得た乙女達。意気揚々と体育館へ戻って行った。

<場面転換>

みき 「ライモ! リルル! 今回は何処にキライジャーが出たんだい?!」

ダッシュの真っ最中のみき。その両サイドを飛んで先行する二匹の妖精に問いかける。
ライモ 『アッチだモ!!』
ライモが手で指す。そこは裏原商店街。すでに、巨大化したピーマン・ザ・キライジャーが暴れまくっている。その巨体は遠目からでも一目瞭然。

みき 「わかった! で、まいまいは?」

ガガガガーン!!

ダッシュで商店街を目指すみき。その問いにライモとリルルの表情がギャグ漫画風味にカク顔になると、バックに電撃のエフェクト。

ライモ 『忘れてたモ!』
リルル 『お兄ちゃん、どうしようルル?!』
慌てふためく兄妹を見て苦笑いのみき。

みき 「また、どっかで止まってるんだね。仕方ない、リルル、まいまいを頼んだよ!」
みきが懐のポーチからゼンマイを取り出してリルルに渡す。

リルル 『わかったルル!』
リルルが急旋回。慌ててまいこの元へと舞い戻った。

ライモ 『ちなみに、アレはマジテム(マジカルアイテム)だモ。キライジャーを産み出す種を浄化した結果、極稀に人々の役に立ちそうなアイテムに変化する事があるんだモ。アレは霍然マイ(ガクゼンマイ)と言う名前で、みきぽんが以前の戦いで得た戦利品だモ。背中に付けてゼンマイをグルグル巻くと、超速で動けるようになるマジテムだモ!』
ライモ、眉間にシワを寄せながら力説。

<場面転換>

裏原商店街。
ピーマン・ザ・キライジャーがドッカンバッカンと好き勝手放題暴れまくっている。

ターキー 「ギャーハッハッハッ!! いいぞ! ピーマン・ザ・キライジャー!! お前を嫌いな人間共をバンバン増殖させろ!! タベノコシードを育てて、ダイキライジャーの実を産み出せってバサキ!!」

ピーマン・ザ・キライジャー 『キライジャーァァァァッ!!』

ビビビビビビビビッ!!!

ピーマン・ザ・キライジャーからキライジャー光線が放たれる。

八百屋の店主 「うわわわ?!」
買い物客の母親 「ひぇぇぇぇぇっ?!」
買い物客の子供 「助けてぇぇぇっ!!」

商店街の大ピンチ!!
はたして、みきは間に合うのか!?

<CMへ>

(注意)この物語は、Shinが20数年に渡り思い描き続けた架空のものです。登場する人物、団体、その他一切について、実在するもの等とは関係ありません。

天馬-PEGUSU- 外伝 001

ミリー 「にょほほ。日曜日の朝8時半。今週もマジメイとみるるの活躍をこの目でシカと見るにょ!」
麻利亜 「そだね。今週はダーリンの嫌いなピーマンの話らしいからね。」
ミリー 「そーんなことは無いにょ。マジメイ見てピーマン食べるにょ!」
麻利亜 「おおっ! 神発言だね! じゃ、お昼はピーマンフルコース決定だね!」

テレビ夕日と西映が誇る、日曜朝7時半から始まる3作ゴールデン子供番組タイム。

まず、剛力軍団マケネンジャーから始り、仮面ソルジャーグッジョブ。そして、そのトリを務めるのが、マジメイ最新作。マジメイラブスマッシュである!

8時30分。アバンタイトルから始って、いよいよ、猫宮みるるの歌う主題歌が流れる。

ミリー 「にょほ! マジメイOP。神音だにょー!」
麻利亜 「そだね。みるるちゃん、頑張ってお仕事してるって感じだね。」

<CMの後、本編開始である!>
≪本編Aパート その1≫

第11話 「乙女の結束! 勝利の鍵はピーマンだモ!!」

【ナレーションの声】
地球には摩訶不思議な萌え燃えヒロイン伝説があった。
この世に悪のはびこる限り、伝説のヒロイン『マジメイ』が現れ、全ての悪を浄化する。

日本のエーゲ海と呼ばれるほど優美で美しい瀬戸内海に浮かぶ島の一つ、ウラハラアイランドにある聖ウララ女学園。
平和で個性豊かな全寮制のお嬢様学園のあるウラハラアイランドに、突如として襲い掛かって来た、自称悪の秘密結社『有限会社タヴェルナ』からウラハラアイランド、いや、地球の平和を守る為、伝説のヒロインマジメイが復活した。

<場面転換>

聖ウララ女学園の校舎から少し離れた市街地にある、浦原商店街。

いきなり、その上空にまるで包丁で切った様な切れ目が現れると、その切れ目を広げて中から鶏の様な仮面を被った、さもロックでチキンな感じのイケテ無いヤローが現れる。手にはまるで中華包丁の大型版を持っている。どうやら、この包丁で空間を裂いて行き来する模様。

ターキー 「ギャーハッハッハッ!! 今日こそにっくきマジメイをブッ潰して、俺様の営業成績をV字回復させてやるってバサキ!!」

このヤローこそ、『ナショナルプレジデントホールディングス(以下NPH)』グループの中でも日本、特に西日本支部に属する自称悪の秘密結社『有限会社タヴェルナ』の営業係長ターキー・ザ・ワンダホーである。

その横の上空に3本の切れ目が現れると、中から両手にそれぞれ武器として使用するビックサイズのフォークとスプーン型のロッドを持ち、黒いボンテージスタイルに蜘蛛の意匠をあしらった装束を身にまとい顔には真っ赤なバタフライマスクを装着したパツキンロンゲの女性が現れる。

ムスカ 「オーッホッホッホ。連戦連敗のセールスサブセクションチーフ(営業係長)のターキーサンじゃないザマスか?」
このイヤミ満開な女性は営業部課長代理のムスカ・ザ・ベシャメルソース。

ターキー 「て、てめぇは営業部パワハラ課長代理のムスカじゃねぇかよ!! 何しに来やがったんだってバサキ!!」
ムスカ 「直属の上司に向かって何て物言いザマス。あなたの様な無能な部下がいるから、我がタヴェルナは営業成績が伸び悩んでいるザマス!」

さらに、もう一か所。X字に空が裂けると、中からまるでロブスターのお化けの様な被り物を頭と腕、上半身に被った男が登場。両腕はアメリカンザリガニの様なハサミ、背中からお尻にかけ恐竜の尻尾の様にロブスターの尻尾が伸びている。

ムノー 「このインベシール(大馬鹿者)達め!! 無能が無能を叱責してもエキストリームに時間の無駄だ。我々の目的はタヴェルナの営業成績をパッショネイトにアップさせ、NPHのトップにヴァイオレントに君臨することでは無かったのか!!」

ムスカ 「出ましたザマスわね、我がチーム無能の親分、ムノー次長。」

ムスカが称した通り。このアメリカンでロブスターな男が、タヴェルナ営業部次長のムノー・レッドロブスター・マヴロダフニである。

ターキー 「そうだったな。俺達が無能だから、ムノー次長までグリークサラダ常務にチーム無能の大将って呼ばれるんだったな。こんなトコで内輪揉めしてたらダメだってバサキ。」

ムノー 「無能無能と連呼するでない。我が名はムノー・ザ・レッドロブスター・マヴロダフニである。我々チーム・ザ・ムノーの目的はただ一つ!その為にはにっくき邪魔者であるマジメイ共を血祭りにあげ、タヴェルナの営業成績をパッショネイトにアップさせるのだ!!」

ムスカ 「はいはいザマス。無駄な定冠詞は不必要ザンス。」
ムノー 「貴様、ムスカ!! 返事がなっとらーん!! ハイは一個だ!」
ムスカ 「医学的に肺は二個ザマス。」
ムノー 「なんだ、そのヴァイオレントに反抗的な態度は!!」

ターキー 「付き合ってられねぇーぜってバサキ! 今日こそ、このターキー・ザ・ワンダホー様が勝利するってバサキ!!」

ちょうどその頃。
三人の眼下、ウラハラアイランドの中にある、浦原商店街の八百屋の前で買い物をする親子が居た。

八百屋の店主 「へいらっしゃい!」
買い物客の母親 「今日は何がおすすめかしら?」
八百屋の店主 「今日は生きのいい取れたてピチピチのピーマンだ! 焼いて良し煮て良し、生でも良しだぜ!」
買い物客の子供 「えー?! ピーマン、嫌だよ! 美味しくないよ!!」

ビビビッ!!

ターキーの胸元で何かが震える。
ターキー 「あーん?」
その様子を見たターキーが懐から何かを取り出す。それの胸元で震えたソレ、何やら種の様だ。


ターキー 「ピーマンを嫌いなんざ、野菜喰って生きる価値無しだゼってバサキ!!」
ターキーが種を構える。
ターキー 「そういうナイスなワガママボーイはすこぶる大歓迎ってバサキ!」
ターキーが手にした種を親指でピンと弾いた。

ターキー 「いでよ! ザ・キライジャー!!!」
ターキーが投げた種。それは、タベノコシードと呼ばれる食べ物を粗末にすることで育つ特殊な種である。

ドゴゴゴゴゴゴッ!!

その種が八百屋に落下。すると、爆音を奏でながら、ピーマンへ融合。種から根と茎、葉っぱが伸び出す。そして、巨大なピーマンの化け物へと変化した。
ピーマンの化け物。それは、タヴェルナが人間の嫌いなモノを実体化させた、ザ・キライジャーである。

八百屋の店主 「うわわわ?!」
買い物客の母親 「ひぇぇぇぇぇっ?!」
買い物客の子供 「ぴ、ぴーまんのキライジャーだぁ?!!」

ターキー 「ギャーハッハッハッ!! 行けっ!! ピーマン・ザ・キライジャー!! お前を嫌いな人間共をバンバン増殖させろ!! そして、ダイキライジャーの実を産み出して、暗黒のワガママフルコースのザ・メインディッシュを完成させてやれってバサキ!!」

ムスカ 「ちょーっと? 抜け駆けは卑怯ザマス。」
ムノー 「むっ?!」

ピピピピピッ!!

二人のポケベルが同時に鳴る。

ムノー 「常務からの帰社要請コールだ。ヴァイオレントに止むを得ん。」
ムスカ 「悔しいけど会社に戻るザマス。ターキー!! 今度こそ必ず勝って来るザマス!!」

ターキー 「言われるまでもねぇってバサキ!!!」
ターキーが翼を翻すと ピーマン・ザ・キライジャーの暴れる商店街へと飛んでいく。

ムスカ 「人間どものわがままをバンバン増殖させ、我がタヴェルナの誇るエクセレントなフルコースを完成させるザマス。そして、我がタヴェルナの営業成績をNPH・TOPにするザマス。」
ムノー 「ヴァイオレントにその通りだ!! インベシール(大馬鹿者)な人間共め。グレイトにわがまま大嫌いを増殖させ、我がタヴェルナのエクセレント・ザ・フルコースを完成させるのだ! そして、パッショネイトにザ・NPH・トップになるのだ!!」
ムスカ 「ハイハイザマス。相変わらず、無駄に定冠詞が多すぎるザマス。」
ムノー 「貴様、ムスカ!! 返事がなっとらーん!! ハイは一個だ!」
ムスカ 「医学的に肺は二個ザマス。」
ムノー 「なんだ、そのヴァイオレントに反抗的な態度は!!」

ムスカとムノーはいつも通りに言い合いを繰り返しつつも、登場時同様、空を斬ると切れ目からその場を去った。
その切れ目はやがて消えて無くなった。

1

Calendar

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< August 2018 >>

Archive

Selected Entry

Link

Profile

Search

Other

Powered

無料ブログ作成サービス JUGEM